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驚愕!タイの大学の実態!?

タイの大学はこんなトコロだ!

田中爵志さんがタイの大学で見たことについて語って頂きました!

タイの大学を見た日本人はいったい何人いるのだろうか?

発展途上国といわれるところの大学のいまはコレだ!

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それでは、田中さんの体験談を語っていただきます。

たまたまタイ行きの飛行機の隣に、タイの大学で建築の先生をしている日本人の方と出会いました。飛行機内で、その人に、自分が日本の教育に対して疑問に思っていることをぶつけてみたところ意見が合致し、「日本の教育から抜けて正解だね。」という言葉を言ってくださいました。その後、「良かったらタイの大学に来ない?」というお誘いがあったので、滅多にない機会だと思い行くことにしました。

いざ、タイの大学に行ってみると建物が綺麗で設備も整っていました。

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僕が見学させていただいた授業は生徒が6人で少人数。教室は6人では広過ぎのではないか?と感じましたが、のびのびとした環境でいいなと思いました。この日は、各々の課題のプレゼンテーションの日で、生徒は当たり前のようにパソコン(Mac)を出し始め、何やら作業を・・・

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この光景に僕はとても驚きました。それに先生と生徒の公用語は、もちろん英語。中には片言ではあるが、日本語を話せる人もいました。

日本で、公用語が英語で授業している大学がいくつあるのか・・・

こう考えると世界と日本を比較したとき、日本はどうなのか・・・と感慨に耽ってしまう。

さらにもう一つ大きなことに気づいた。

それは、日本はWHAT、WHYではなくHOW TOということ。日本語でいうと「なに?なんで?」ではなく「どうしよう」ということ。

自分もまだ19歳で若いが、今の若い人は一つの問題にぶつかったとき、ほとんどの人が「どうしよう」から入るのではないでしょうか?(僕も気づくまでそうでした。)

これは、”問題解決の意識が低い=考える力が弱い”ということである。

最後に、現地の大学に通っている生徒はアルバイトをしている人は全くいません。むしろ、している方が珍しい。

また、建築科(大変忙しい)ということもあり大学内に、自分のテントを用意している人たちがたくさんいました。学ぶという意識がやはり日本人とは違い、とても高いです。

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バイトをしないでどうやってお金を稼ぐのか??
自分が専門分野として学んでいる延長線上でビジネスに変換してお金を稼いでいる人が何人もいました。
やはり、海外では、ビジネスは”当たり前”という表現はあまり良くないが、自分でお金を作るための1つの手段として定着しているのではないかと感じました。
確かに、タイの生徒と会話をしていると『ビジネスやりに来たの?』という質問が何回かありました。

〜まとめ〜
・タイ人と日本人の学生の勉強に対する意識の差。
・タイと日本の教育システムの差。
・自分の専門分野を活かしてのビジネス。(自分の力でお金を作る。)

 

すべての始まりは留学 高橋佳弥

アメリカ留学(サンブルーノ市)

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時期:中2の3月

最初のアメリカのホームステイに行って、ここで、僕は人生変わったかなって思います。アメリカに行く前までは、英語大嫌いで、勉強も大嫌いだったんですが、たまたま親に行ってみたらと言われて、行ったら、めちゃくちゃ楽しくて、ちょっと英語の勉強しようかなってなって、それが出来たら、他の勉強にまで興味を持てるようになりました。

オーストラリア留学

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時期:高1の夏

前回の留学は10人くらいで行ったのですが、今回のオーストラリアの留学は一人だったので、そこの新たな局面でまた違った成長できたかなと思います。今となっては、当たり前ですが、全部のことに自分で責任を持たなくちゃいけないっていうのが、オーストラリアにポンと出て思い知らされました。”僕ってなんも出来ないじゃん”と、自分の無力さを知りました。

ホストファミリー

両親は優しかったのですが、ホストブラザーが甘やされているのか、ちょっと性格が曲がっていて、ちょうどハリーポッターでハリーの預けられたお家の男の子のようなやつでした。

民族柄

基本的に優しく、あんまり怒りません。

クジラとイルカが大好きで、行った当時は、シーシェパードとかの問題もあった時で、「日本人ってクジラ食うの?」「食わないけど」みたいな会話もホストファミリー内で普通にありました。

オーストラリア人は、日本人はみんな、クジラ食べると思っているから、間違いなんですが、そのクジラの問題の面で、日本人を嫌いって人もあれば、そうでもない人もいて、親日か?反日か?ときっぱり分けられないのがオーストラリアの特徴です。

また、コアラに対して優しいけど、カンガルーに対して厳しく、カンガルーは普通に家畜と変わらない扱いだが、コアラはかわいいペットみたいな扱いをしている。

食文化

食文化は、アメリカに近いと思います。肉を焼いたものと野菜焼いたものに塩コショウを振ってディナーみたい感じです。肉自体も骨付きのままぶつ切りにしていて、非常に食べにくいし、肉の種類も、牛、豚、羊、カンガルーと多様にあります。

青少年健全育成プログラム(同行員)

ニュージーランドf:id:shinya17:20080525004934j:plain

マオリ族の文化を尊重しています。公用語は英語とマオリ語で、標識も英語とマオリ語で表記されていて、マオリ語が廃れないようにされています。ニュージーランド人はマオリの伝統を尊重するから、国単位で統一がとれている。マオリっていう文化をみんな精神的な拠り所になっていてる。あんまり混乱しない。後は、家族を凄く大切にしていて、結婚して家を出ても、週1くらいで会う。しかも、それが何世代にも渡って集まるから、それが一番ビックリした。マオリのお客を迎え入れる儀式を受けてきたんだけど、実際に民族衣装とかで鼻と鼻をくっつける挨拶をしたりした。

 

シンガポール

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国自体が小さいから、めちゃくちゃ発展してると感じました。仕事とかじゃなかったから、ざっくりとした印象しかないけど、高層ビルとかもあるし、インフラもちゃんとしていました。ゴミ捨てたら罰金とか、麻薬を密輸したら一発で死刑になるとかそういうところがスゴいなと思いました。たとえ、他人に入れられても死刑だから注意が必要だなと思います。

マレーシア

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カンボジアの雰囲気に近かったです。発展しているところもあれば、発展していないところもある、部分的なところしかみてないけど、マレーシア人が言うには、マレーシアは、ゴムやコーヒー豆も生産していて、資源大国だと現地の人は自負していました。しかし、日本から見たら資源大国っていうまでの印象はあまりないな感じました。

そういう世界と自国の意識のギャップもありましたが、自国に誇りを持っている人が多かったです。

 

カンボジアで実際にビジネスをした大学生 高橋佳弥

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今回インタビューさせて頂いたのは、慶應義塾大学商学部在籍でGatch株式会社インターンシップをなされている高橋佳弥さんです。

高橋さんは、アメリカに10日間語学留学、オーストラリアに5週間語学留学、ニュージーランド・シンガポール・マレーシアに青少年健全育成プログラムの同行員として行かれ、カンボジアには、1ヶ月Gatch株式会社のインターン生として行かれて現地で仕事をし、非常に海外経験が豊富な方であります。

それでは、実際に高橋さんが実際に海外で経験したことをインタビューしていきましょう。

高橋さんは、カンボジアでどのようなお仕事をなされていたのですか?

自分は、Gatch株式会社で主にEラーニング事業のカンボリッシュとオフショア開発事業の2つの事業に関わっていて、カンボリッシュでの仕事は、主に、講師のスケジュール管理と講師の採用、ネットのインフラ整備(ネット回線を落ちないようにする)を行っていました。また、オフショア開発事業だと、カンボジアでWebサイトを代行して作って欲しい日本企業の提携企業を探す営業をしていました。

カンボジアで仕事を行う上で、最初にどういうことを感じましたか?

カンボジアで仕事を行う上で、壁というか、コミュニケーション能力が非常に重要だと感じました。言い換えれば、英語力ですね。カンボジアでは、英語以外にクメール語もあるのですが、カンボリッシュでは英語を教えられる講師を採用するので、英語を話せれば問題はないのですが、英語が話せないと自分の言いたいことを言えなく、お互いの話が噛み合わなく話が成立せず、仕事にならない。だから、カンボジアでビジネスをするなら英語力が必須だと思います。

では、仕事をしてくうちに、悩んだりしたことはありましたか?

もちろんコミュニケーションもそうですが、文化も違うし、常識も違う。知らぬ間に自分が前提としていることがあって、それを常識だと思っているから、カンボジアの人の伝えずに「これはこうだよね?」って伝えると、「えっ!ちがくない?」ってなり、文化の違いを感じました。そこでもまた、コミュニケーションっていうものが大切だなと感じました。そして、文化の違いを相手に無理に押し付けちゃうと、カンボジアの人はついてこないし、価値観を分かった上で、尊重してあげなければいけないから難しいと思いました。

また、カンボジア人の文化として、時間にルーズで、それでいて連絡がつきにくいんです。このことは、カンボジアと日本を介してカンボリッシュを行っているので、2国間に文化のギャップを埋めなければならず、ユーザーはもちろん日本人なのだから、日本人の価値観に合わせなければいけない。したがって、遅刻などは致命傷となります。なので、僕は、遅刻を無いようにと言っているのだけど、これがなかなか難しくて、僕だけならず、現地のスタッフも苦労しています。時間に間に合うように、「レッスンの15分前には準備しといてね」っていうと遅くても5分前には着いてるかなって保険をかけている方法も取り入れているんですが・・・

まだ、完璧とは言えませんが、今後、完璧なサービスを提供できるよう、頑張っていきたいと思います。

高橋さんは現地でお仕事をなされていて、なんで、日本企業がカンボジアでビジネスをすると思いますか?

日本ってサービス思いついたとしても、先に誰かがやっていたりするけど、カンボジアではそれが少ない。だから、プランを思いついたときにやっていなかったりするから、プランを思いついたときに行なえて、先行者利益を得れるからじゃないかなと思います。そして、今が旬じゃないのかな?って思います。

しかし、先行者のメリットがあるからとして、日本と違い、下水道とかのインフラが整備されていないから、雨降ったら一発で、洪水になったりするし、下水詰まっている状態で洪水してるので汚物も洪水と一緒に流れていて、衛生環境は良くないのが現実で、そこを我慢できる起業家にはおすすめをしたいです。

カンボジアでの生活はいかがでしたか?

カンボジアは、40℃くらいの暑い国で、冷房もあまりなく、普通に夜とかも道ばたにハンモックで寝ている人がいるくらいにとにかく暑いです。

あとは、まだそんなに発展してないという印象を受けました。

プノンペンみたいな都市部だとビルとかが建ち始めてるけど、その場所をちょっと出ると、川の水で生活水としていたり、スコールで洪水になるから高床式の家に住んでいたり、道路も舗装されていなかったりという生活で、驚きました。

一回、Gatchの人と別の会社の人と結婚式に行ったんですが、結婚式は夜に行われる予定で、真っ暗な中、まったく舗装されていない落とし穴ばかりの道を男三人スーツで2時間くらい歩いて、結婚式が行われている場所まで行きました。最終的に着いたら新郎新婦とあった瞬間に抱き合って、まさに、感動の再会みたいになって、そこも驚きました。

また、食生活においては、僕があっちでよく食べていたのはバイチャーっていう普通のチャーハンとミーチャーっていう普通の焼きそばでした。多分、そんなにカンボジアの郷土料理で有名なのはないのかなって思いました。一番よく聞いた郷土料理はスープ系の料理なんだけど・・・忘れてしまいました・・・(笑)

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高橋さんが忘れた、カンボジア料理についてはコチ

カンボジアでここが嫌だなっていうのはありましたか?

ODAの看板で”日本の支援のおかげでこの建物は、建てられてます”みたいなのがあったんですが、そこで働く重機に、デカデカとサムスンってあって悔しいなって感じました。それ以外にも、カンボジアは日本のメーカーよりも、中国や韓国のメーカーが入ってきていましたし、K−POPが凄く入ってきていて、あげく、ハングルしゃべれるとかっこいいみたいな風潮もありました。このことは、カンボジアだけでなく、東南アジア全体と言っても過言でないと思います。

最後に、カンボジアで注意すべき点はありますか?

警察が一番危ないということを覚えていて欲しいです。カンボジアは、賄賂がポピュラーで、警察も給料が安いからいかに小遣いを得るかを考えています。例えば、道端でちょっとでも違反してそうで気になるやつがいたら、すぐ止めて、違反しているところを洗い出されて、お金を出させなくちゃ行けない状況になってお小遣いを得ようとします。また、事件とかに巻き込まれてもお金でもみ消されてしまうこともあります。あんまり日本的なイメージで夜とかで歩くと痛い目に合ったりするので、そこは、ここは日本じゃないという意識を持つべきだと思います。そして、その意識さえ持てば、楽しいものになると思いますし、カンボジアでは、1ドルさえあれば、お腹いっぱいご飯を食べれるので、あんまりお金を気にしなくていいですし、カンボジアは、北朝鮮と国交あるから、北朝鮮のレストランあったりして、日本じゃ体験することも出来ないようなことも体験できて、とても良い思い出になると思います。

 

 

こんなにスゴい!

 

高橋さんのきっかけとなった、アメリカ、オーストラリアでの語学留学、ニュージーランド・シンガポール・マレーシアに青少年健全育成プログラムの同行員について綴ったものは・・・

 

コチラ!

 

 

中国で医療ビジネスを展開した若き起業家 山火武

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今回インタビューさせて頂いたのは、早稲田大学教育学部在籍、株式会社Gatch取締役の山火武さんです。

山火さんは、中国の大連で日本人向けの訪問クリニックの経営をしており、現在は、会社で働きながら、早稲田大学に通われております。

では、さっそく大連で体験したことを語っていただきましょう!

郷に行ったら郷に従え!

なぜ、山火さんは、大連で医療ビジネスを始めたのですか?

もともとあるベンチャー企業でインターンしていて、そこで出会った仲間と一緒に学生ベンチャーとして起業をして、そこでいろいろな起業家の方などと出会って、「中国で困っている日本人がいるからそういう人を助けないか?」と言うお話があり、中国で日本人向けのクリニックを運営をみんなでやろうとなり大連に行きました。

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では、大連に行ってみて、大連はどういうところでしたか?

中国って、反日デモとかで、あんまりいいイメージが無いと思うんだけど、大連は、外国人の中で一番日本人が多いから、親日で、日本人向けのサービスとかも多くあって、凄い住みやすかったです。

では、そこに住んでいた方達はどのような雰囲気の方でしたか?

はじめは、海外というものが初めてで、お隣の国の中国だからといって、その人たちと仲良く出来るかなとか、言語面で、外に出たらお店では言葉は通じないしと不安でした。

大連に行ってみたら、日本人ってあんまり海外に出ていないから分かんないかもしれないけど、話してみたら結構いい人だし、反日とかのイメージとは違って良かったです。

食文化では、日本とどう違いましたか?

日本よりも日本食が凄ったです。だから、海外に行ってみんな食が合わないとかいうけど、自分が行ったところは、外国人の割合で日本人が一番多かったから、日本食レストランとかのサービスが、結構、発達していてそんなに困らなかった。

でも、自分は、海外に行ったなら、その土地の食文化に従いたかったから、けっこう中華を食べていました。

そして、中華料理と言っても、地域によって全然違って、大連ではとりあえず量が多くて、しょっぱいというか味が強い特徴がありますし。例えば、四川に行ったら辛いし、上海に行ったら甘いしというように。

まあ、大連に行って量が多いから太ったんですがw

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では、本題の中国で医療ビジネスをどのようなことに苦労しましたか?

自分は、現在、中国から帰って日本にいるんですが、中国でビジネスをする上で、チャイナリスクていうのが言われているものがありました。そういうチャイナリスクでは困らされました。

また、普段の生活をしていて、だまされたりしたことはありました。

そのだまされたことの一つとして、居酒屋で一悶着ありましたw

 

夜、自分と会社の代表と飲んでて、会計をするときに、ぼったくられて、「なんだよこれ」って言って、最初は、抵抗していたのですが、揉めてる間に相手は10何人に増えていて、払わないと奥につれてかれそうになるなと身の危険感じたので、料金を払って帰ることにしました。その帰るときにお酒で気分が高揚していたのもあってか、「ふざけんなよ」って言って、店を出たらめっちゃ追いかけられて、最後、代表とリンチに合って、生死を彷徨いましたw

中国では、当たり前にぼったくりはあります。なので、身に危険が及ばないように、タクシーとか逃げることが不可能な場合は、そこは払っといて、お金で解決した方がいいです。

価値観は変化しましたか?

海外に出ると、価値観が変わると思います。

日本で当たり前のことが中国で当たり前じゃなかったり、中国で当たり前だったことが日本で当たり前じゃなかったり、そういった意味で自分の価値観が壊されて、新しい価値観が形成されたかなと思います。

日本って人がまともで、常識が常識でまかり通りますが、中国行くと、例えば、お金を渡すときに投げるし、ものを買ったときも店員が客にもの投げるし、6車線の道路を普通に人が信号無しで横断する。日本でいうスクランブル交差点みたいなでかい交差点での真ん中で、タクシーが洗車していたこともありました。

なんでそこで洗車してるの?みたいな。

そこには、水道が無いにも関わらず、バケツを持ってきて洗車をし出したおじさんがいたりと、常識が合ってないようなものでした。

日本帰ってきて感じたことは、なんで、自分は、常識を守ってるんだろう?もっと自由に生きていいんじゃないのかな?と思いました。

 海外に興味がある人に一言!

なるべく早く海外に出た方がいいです。

価値観変わるとその後の行動が変わると思うし、先に掴める経験だったら掴んだ方がいい、旅行とかじゃなくて1ヶ月とかある程度のスパンで行った方がさらにいいです。

それと、「郷に行ったら郷に従え」ということを忘れないでください。

自分が外国人である意識を持って行かなくちゃ、自分のように痛い目に合うこともありますよw

何事も自分次第! 中村千春

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今回インタビューさせて頂いたのは、神奈川大学外国語学部の中村千春さんです。

中村さんは、ホームステイで1年間ニュージーランドに、友人に会いに2週間ニューヨークに、語学研修で1ヶ月間ロンドンに、旅行で5日間フランスに行かれていました。

現在は、Biseness Bunkのインターン生として起業家インタビューサイトのReLifeの運営をなされています。

それでは、実際に中村さんが4カ国で体験したことについてインタビューしていきましょう。

 

ホームステイ経験が逆境にも立ち向かうエナジーに!

ニュージーランドの人のひとはどういう感じでしたか?

凄いおっとりしてるなと感じました。

もともとニュージーランドって国が忙しくなくて、

仕事もなあなあとしている。

全体的にゆったりとして日本みたいに

しばられていないような雰囲気です。

 

仕事では、休みたいときに休むし、

早く帰りたかったら帰るとはっきりしています。

この文化は、日本にはありません。

 

何より、現地の人は、

仕事より家族と過ごす方が大事だとしています。

 

また、

ホストファミリーは、お母さんと2つ上の姉と年下の妹がいました。

お母さんは、通っていた学校の理科の先生でいい人でしたが、

妹は図々しくて合わなかったです。

その面でもっと積極的に関わっていれば、

関係も良くなって楽しめたのではといまでは若干後悔しています。

 

私が行った学校では、アジア人差別があり、

日本人が特に嫌われていました。

私は、学校で、もの投げられました・・・

 

また、

自分のメンタルブロックのせいで

ホストファミリーとうまくいかなかったことがありました。

向こうは

「なにしてもいいよ!」

って言ってくれるけど、

自分は

「これしたら悪いじゃん」

ってなって自分の中で考えていて、

向こうにはそのことは伝わらず、

 

おとなしい子て思っていたと思いますし、

そこを考えさせていたんだなと思います。

 

それと、ニュージランドには、

マオリという先住民もいるし、白人も黒人も、

アジア系もいて本当に多くの国の方がいらっしゃいます。

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ニューヨークの街では、どのようなことを感じましたか?

もうやりたい放題やっているなと感じました。

街中でがんがん音楽鳴らして歩いてるし、

こういうところにアイデンティティがあって、

日本とは違うなと感じました。

日本では、恥というものを嫌いますが、

アメリカには、恥の文化が無いなって思います。

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ホームステイの経験から自立の精神が芽生えた 齋藤美月

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今回インタビューさせて頂いたのは、フェリス女学院大学の齋藤美月さんです。

齋藤さんは、中学3年時にオーストラリアのシドニー、高校2年時アメリカのワシントンにホームステイに行かれていました。

それでは、実際に齋藤さんがホームステイで体験したことについてインタビューしていきましょう。

 ホームステイの経験から自立の意識が芽生えた

2カ国にホームステイしてみてどうでしたか?

シドニーは、お家が一軒一軒広く、綺麗で感動しました。

また、家にプールがあるのが普通で驚きでした。

しかし、

プールがある割に水の無駄遣いが禁止で

さらに驚きました。

それは、水があまり無いことからきていて、

シャワーとかの時間はなるべく短くと注意されました。

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ワシントンは田舎の街だったので、

お家が広くて、道がスゴく広かったです。

また、そこの近くには360°地平線の場所があり、感動しました。

 

シドニーの人々のひとたちは、どういう人たちですか?

英語のなまりがひどく、あまり聞き取りにくかったです。

人柄は温厚な方が多かったです。

そして、

フランクで歩いていると日本語で「コンニチハ」と言われました。

また、行った時期がたまたまハロウィンだったんですが、

街の子供たちがみんな仮装していてかわいくて、

街の人も一緒になって盛り上げているのに感動しました。

 

では、ワシントンの人々のひとたちは、どういう人たちですか?

ホームステイ先のお家が複雑で、

お父さん、お母さんが白人で、

兄弟が4人いて、上2人は黒人、3番目は白人、一番下は黒人で、

最初わけが分からなかったのですが、

お母さんが教会に務めていて、

養子として引き受けたのと分かりました。

 

他の家庭には、あまり無かったですが、

周りの人も当たり前に接するし、

そういうのが当たり前としてあるんだなって感じました。

また、キリスト教の面が強くて、

絶対、日曜日は教会に礼拝に行きます。

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発展することがすべてではない! 佐藤剣士郎

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今回インタビューさせて頂いたのは、神奈川大学国際経営学部の佐藤剣士郎さんです。

佐藤さんは、学校のタイの学校教材を作るプロジェクトでタイに行かれていました。

それでは、実際に佐藤さんがタイで体験したことについてインタビューしていきましょう。

発展することだけが良いわけではないことを知った

タイに行ってみて感じたことは何ですか?

交通が危ないと感じた。原付に3人乗りとか普通にしていた。

また、パンフレットとかにも危険って書いてあるけど、

虫や伝染病が怖かった。

 

食文化を主に研究したんだけど、

郷土料理が日本料理と比べて、

 

辛い、甘い、酸っぱいの3要素で出来ている。

 

そして、出汁っていう文化がタイにはない。

 

現地の人は苦みというものを凄く嫌う。

だから、日本の緑茶が砂糖入りで売られている。

基本的に甘いものが好きで、

ジュースにさらに砂糖を入れて飲むくらいの甘党が現地には多かった。

タイ人の民族柄ってどういう感じですか?

時間の流れがゆっくりだから、穏やかな人が多い。

タイの学生と交流したときに感じたのは、

意識の高さ!

タイの学生は自分たちが国を引っ張って行こうという意識が高くて、

自分が語学をいっぱい学んで

その国の文化を取り入れようとか

そういうことを考えていて、学ぶことすべて、

先を考えて学習しているなという感じが強かった。