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世界を舞台にビジネスを展開!若き起業家 田中幸一郎

中国から学んだものは何ですか?

自分が恵まれているのを、再度認識し、

自分がまだまだなんだなって感じた。

 

上を目指すためにまだまだ頑張る必要があるって。

 

豊かな国だからこそ、

持ってるものを持っていないものに提供して行かなくてはならない!

って認識を受けた。

中国にしてもカンボジアにしても、ないものを提供して行かなきゃなって感じた。

実際、中国でビジネスをしてみて感じたことは何ですか?

そもそも言葉が通じないし、考え方の価値観が違う。

まず、向こうは同じ人間だと思っていないから。

「あ、日本人!」って見るから。

どんなに体裁よくても日本人て思うから。

それで、どれだけ気心が知れた仲になるかが重要で、

中国人は金銭関係の繫がりよりも、

気心知れた友達になって深い繫がりになったならば、

向こうは本当に何でもしてくれるのよ。

 

例えば、お店で買い物するじゃん、

もし気心知れた仲になっていたら、申し訳ないくらいものをくれるのよ。

「いいよ、これ、ただで持っていきなよ」って感じでね。

だから、そういう信頼関係を作んなきゃなって思うよね。

 

それと、

日本人は仕事するのを当たり前だと思っているけど、

中国人は仕事をするのを当たり前だと思っていないから。

 

いかに仕事をしないようにするかって考え方だから、

コスパをめっちゃ考えてるよね。

 

いかに仕事をしないでお金を貰うかを考えるから、

そこを勘違いしてやっていくと痛い目に合う。

 

「お前ら金払っているんだからやって当たり前でしょ」

「えっ、なんで?」

みたいな感じになるわけ。

 

だから、だったら、仲良くなって

「ちょっとこれを手伝ってくれないかな?」

「お前の頼みならしょうがない」

って下手に下手にやっていかなくちゃならない。

そうやって行かないと中国人は動いてくれない。

 

まして、日本人がいうよりも、

同じパートナーの中国人や台湾人(中国の文化も日本の文化も分かる)

を立ててその人に指示を出させるみたいな感じの方がうまくいく。

日本人が指示を出すと

「その考えは日本人の考え方でしょ?」みたいになるけど、

同じ中国人に言ってもらうと

「なるほど!それいいね!」ってなるわけよ。

 

郷に行ったら郷に従え!ってことで

中国に行ったら中国人にならなくちゃいけないんだよ、

でもそれは無理だから、絶対に信頼にできる中国人(その中国人も手の平を返される可能性が大)をおかないとビジネスはできない。

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