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世界を舞台にビジネスを展開!若き起業家 田中幸一郎

海外でビジネスをしたい人へ

行きたいって行ってる時点でダメなんじゃない?

さっさと行けよ!って。

そんなにやってみたいなら

もう現地に行って、現地の企業乗り込めよって!

 

海外で起業したい!って言ったって、

日本で起業できてるの?って・・・起業してないじゃん。

日本人の嫌いなところって、

考えて考えて考えてやらない!

 

じゃあ、動いてから考えれば良いじゃん、

動いたからって死にやしないし、

もし、それで死んだらそれも本望じゃんって、

 

それくらいの勢いが必要なんじゃない?

 

みんな何考えるかって、海外に行ったら怖いし、言葉通じないし・・・

 

ってだから何?

 

全然生活していけるし、さっさと中国いったほうがいいんじゃないのって!

 

でもなぜか、みんな、アメリカやカナダやイギリスに行きたいって先進国に行こうとするの。

ちょっと待てよ!

日本のこんなニッチなところで成功してから言えよ!

 

先進国の優秀な奴らが、

先進国のちっちゃいところを突っつき合ってるんだから、

そこに君みたいなクソな脳みそが成功できるのか?

僕みたいなクソな脳みそじゃ無理だから

泥臭いけれども、中国行ったり途上国行った方が良いよねって。

 

とにかく、さっさと行っちゃた方がいいですね。

世界を舞台にビジネスを展開!若き起業家 田中幸一郎

中国から学んだものは何ですか?

自分が恵まれているのを、再度認識し、

自分がまだまだなんだなって感じた。

 

上を目指すためにまだまだ頑張る必要があるって。

 

豊かな国だからこそ、

持ってるものを持っていないものに提供して行かなくてはならない!

って認識を受けた。

中国にしてもカンボジアにしても、ないものを提供して行かなきゃなって感じた。

実際、中国でビジネスをしてみて感じたことは何ですか?

そもそも言葉が通じないし、考え方の価値観が違う。

まず、向こうは同じ人間だと思っていないから。

「あ、日本人!」って見るから。

どんなに体裁よくても日本人て思うから。

それで、どれだけ気心が知れた仲になるかが重要で、

中国人は金銭関係の繫がりよりも、

気心知れた友達になって深い繫がりになったならば、

向こうは本当に何でもしてくれるのよ。

 

例えば、お店で買い物するじゃん、

もし気心知れた仲になっていたら、申し訳ないくらいものをくれるのよ。

「いいよ、これ、ただで持っていきなよ」って感じでね。

だから、そういう信頼関係を作んなきゃなって思うよね。

 

それと、

日本人は仕事するのを当たり前だと思っているけど、

中国人は仕事をするのを当たり前だと思っていないから。

 

いかに仕事をしないようにするかって考え方だから、

コスパをめっちゃ考えてるよね。

 

いかに仕事をしないでお金を貰うかを考えるから、

そこを勘違いしてやっていくと痛い目に合う。

 

「お前ら金払っているんだからやって当たり前でしょ」

「えっ、なんで?」

みたいな感じになるわけ。

 

だから、だったら、仲良くなって

「ちょっとこれを手伝ってくれないかな?」

「お前の頼みならしょうがない」

って下手に下手にやっていかなくちゃならない。

そうやって行かないと中国人は動いてくれない。

 

まして、日本人がいうよりも、

同じパートナーの中国人や台湾人(中国の文化も日本の文化も分かる)

を立ててその人に指示を出させるみたいな感じの方がうまくいく。

日本人が指示を出すと

「その考えは日本人の考え方でしょ?」みたいになるけど、

同じ中国人に言ってもらうと

「なるほど!それいいね!」ってなるわけよ。

 

郷に行ったら郷に従え!ってことで

中国に行ったら中国人にならなくちゃいけないんだよ、

でもそれは無理だから、絶対に信頼にできる中国人(その中国人も手の平を返される可能性が大)をおかないとビジネスはできない。

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世界を舞台にビジネスを展開!若き起業家 田中幸一郎

中国人のどういうところが、スゴいと感じましたか?

みんなが思ってるみたいに中国人ってアホじゃないから。

中国の中でもエリートって

東大と比べ物にならないほどエリートなのね。

 

頭は東大とかも良いかもしれないけど、

東大の人間って

コミュニケーション能力が乏しいやつっていたりするじゃん。

向こうは頭よくて、

なおかつ、コミュニケーション能力が尋常じゃなく高くて、

もともと親からビジネスを教えられてて、もうそれは最強よ!

で、

当たり前のように3カ国語しゃべったりするんよ。

 

 

中国に共産党ってあるでしょ、

共産党共産党員って、日本でいう民主党員とか、自民党員とかと比べ物にならないほど、優秀だから。

 

だから、あってしかるべき組織だよねって思うよね。

個々人の能力が尋常じゃなく高い。

日本人じゃ勝てない。

 

外交とかであいつらに勝てないよ、相当頭良いもん。

 

そいつらが学んでるのは、

中国だけでなく海外に出て、そこで学んだことを中国に活かそうとしているから凄い。

だが、大き過ぎるからうまくいってないだけで、

もし、日本ぐらいの小ささになってまとまったら、勝てないと思うね。

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日本が勝つとしたら、

エリートをもっとエリートとして育てる必要があるよね。

 

日本なんて似非エリートが腐るほどいるわけじゃん。

東大なんて腐れエリートだから。

早慶上智のさ、過去問見てみて、90年代のやつの方が圧倒的に難しい。

大学って団塊の世代方々の時のMARCHクラスが現代でいう早慶なのよ、

早慶なんていったら、東大なのよ、

東大なんて言ったら、神よ。

 

もう今は易化してるし、

そんな中で親が豊かだから、

生活しようと思えば生活できるじゃん。

 

だから、へっぽこみたいな日本人しかいないよね。

いまは、似非エリートばっかだよと俺は思う。

 

ってか、自分がクズっていう認識を持っていないとつらいと思う。

 

だから、

早慶に入って満足している君なんなの?

世界を見たら100何位の大学よ?って、

 

じゃあ、あなたはひとりで何かしたときに戦えるの?って。

 

英語しゃべれない人いっぱいいるじゃん。プログラミング言語できるのっていわれたらできないじゃん。

それじゃあ、勝てないよね。

 

 

話まとめると、

個々人が戦士にならなくちゃいけないよね。

アメリカ人は全員契約社員な訳じゃん、

だから、個々人が戦士として戦ってるわけじゃん。

みんなが個人事業主なわけだよね、会社には属しているわけだけど。

そう考えたら、日本も早くそうなった方が良いよね。

もっと契約社員が当たり前になったら良いんじゃないのかな?

って思ったりするよね。

 

世界を舞台にビジネスを展開!若き起業家 田中幸一郎

あと、価値観が変わったっていうと、

海外に行くと日本人のつながりが強くなるよね。

日本人の集まりって海外にたくさんあるから

個人的には

そこでのできごとが大きいよね。

 

どちらかというと

今まで人付き合いがどちらかというと苦手だったのね。

世間体とかお世辞とかそういうのばかりで、

本当の人付き合いってのが分かっていなかったんだけど、

大連に行って、ラグビーチームに入って、

本当の人付き合いってのがわかったよね。

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最初は、営業するつもりで入ったわけだけど、

入ってみたら、ラグビーなんてやったことないなかで、

同じボールを追いかけて、身体ぶつかり合って、

 

その練習が終わったあと、

みんなで酒飲んで、みんなでわいわいやってるんだけど、

なんかそれをやっている中で、

「幸一郎、若いのにがんばってるね」

って言われて、

「今度うちの会社においでよ、契約するから」

っていう風に言ってくれるわけ、

向こうとしては、僕みたいに若い人が珍しいから凄く重宝してくれたの。

 

最初は営業目的で行ったんだけど、

本当に良くしてもらいすぎて、

「ああもう、営業狙いで行った自分恥ずかしいな」って。

人のつながりってそういうものじゃないなって・・・

 

本当に人に支えられたよね。

 

そこのラグビーもそうだし、

大連で印象強いのは 小椎尾さんって方で、

IBMの社員の奥さんなんだけどその人が、

会ったら「ニーハオ」とか「めっちゃおもろいな、お前」っていう、

良い関西弁の姉貴みたいな人なのね。

 

その人が

「田中くん頑張ってるから、いろんな人紹介するわ!」

って言ってくれて、

自分の営業成績をつけてもらって、

「田中くんのためならなんでもやるわ!何でも言って!」

って感じで、その人のおかげで周りの人といろいろとつながって、

こっちが連絡しなくても、小椎尾さんが連絡をくれて、

「今日何してる?お家おいで!」

ってドンドン招き入れてくれてね・・・

 

本当に精神ズタボロで、なにも食べれなかったときに

めっちゃ助けられたなって感じで、

人の繫がりってめっちゃ良いものなんだなって感じた。

 

 

世界を舞台にビジネスを展開!若き起業家 田中幸一郎

価値観の変化はありましたか?

価値観が変わったと思うのは、

日本がいかに恵まれているのかが分かったよね。

 

日本って普通に生活していても

安くてうまい飯を食べれるけど、

向こうにもうまい飯があるけど、

普通の人は食べれないんよ。

 

 

平均所得が大連で2万5千円だけど、

家賃が2万円とかするんだよ。

 

意味不明でしょ。割に会ってないんだよ。

 

 

不動産とか上がってるのに、

賃金は上がってないから、ゴミのようにはかれてる人間ばっかりなわけだし。

シャワーなんてほとんど浴びないし、

もし、シャワーがあっても、その下がトイレがあるような場所にすんでたりとか、

もう、ぼろぼろのようなところに住んでいる人いっぱいいるから。

 

日本だったら、当然のように生活してるじゃん。

向こうの国にそのお金で行ったら、平均以上の生活ができる訳よ。

 

ボロボロの発展してない国に行って、日本がいかに恵まれているかを感じるべき!

 

海外から日本に帰って来て日本の若者を見ると、クズだなって思うよね。

何そんなことでウダウダ言ってんだよみたいな。

海外行って来いよ!

みたいなね。

 

だから、

アメリカとか行く必要なくて、

むしろ、

アジアとか発展していない国を見た方がいいと思うよね。

世界を舞台にビジネスを展開!若き起業家 田中幸一郎

中国でビジネスをしてみてどうでしたか?

何より、

日本人がビジネスしてもうまくいかないからさ、

現地の中国人を使わなくちゃいけないんだけど、

その中国人も、手のひらを返したように普通に裏切る。

 

たとえ20年連れ添ったビジネスパートナーでも、

普通に手のひら返すから。

 

裏切り当たり前だから、契約書なんて意味がないわけよ。

 

だから、相手の裏をかかなくちゃいけないの。

 

こっちが正当に書いていても、

突っ込まれるだけだから、あっちが嘘の書類を書いていることを予測して、

こっちも嘘の印鑑を押さなくちゃいけない。

 

契約なんて会ってないようなものだから、

正当なことをしていたら、一方的に、言われちゃうから、

こっちも無効になるように手を打たなくちゃ行けないわけよ。

 

 

海外で感じたギャップ 田中爵志

価値観の変化はありましたか?

日本人は固定概念を持っていて、

あっちの国を貧困そうだと思っているけど、

 

実際行ってみると、

高層ビルもたくさんあるし、

電車もちゃん走っているし、

東京駅ぐらいに人が溢れている場所もある。

 

だから、

実際行ってみて、

固定概念というものにとらわれなくなりました。

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海外と日本を比べたときに、

 

日本は、

「一本のレールしかない」

って思っている人が多いと思います。

 

そこで違う道に行く人もいるけど、

比較的に世間から良いとは思われない。

 

日本は、高校を出て、専門学校や大学を経てから就職するわけだけど、

海外では、30、40代でも普通に学びたかったら、大学に学びに行くのが当たり前。

 

このことを知ってから、

焦らずに生きて行くのも良いと考えるようになりました。

 

自分も若いけど、

 

今の若い人は、

どうしようと右往左往して、

焦って大学に行って、4年間を過ごして、

就職をして、

なんか違うと思っていながらも働いている。

 

仕事を行う上で、

何かを犠牲にして働いているのだから、

それはもったいのではないか?

と考えるようになりました。

 

その仕事が好きなことなら良いけど、

好きじゃないことをやるのは

なおさらもったいないのではないか?

と思いました。

 

また、

海外へ行ったことによって、

道はたくさんあるってことを学び、その道は自分で選べるんだ

ということも学びました。

 

カルチャーショックはありましたか?

カルチャーショックはなかったです。

人それぞれ感じ方は違うと思いますが、

自分は好き嫌いもしませんし、

すぐその環境に慣れてしまうことができるので

そのいう面でカルチャーショックを受けなかったのだと思います。

 

日本人は潔癖性というか、

道で洗った食器をあまり使いたくないって思う人が多いと思いますが、

自分は、それが現地の文化だと思い、

そんなに気にしなかったから良かったのかなと思います。

 

田中爵志さんが、タイの大学に行ってみて感じたことは・・・

驚愕の事実はこちら!